コラム

2005年10月6日

20051006テル預かりや入院でお泊りする子たちの管理で一番気を使うことは、どうしたらストレスを与えないで済むか、何と言ってもこれに尽きると思います。

健康状態良好のホテル預かりの子たちはなるべく時間を見つけては遊んであげるようにしてます。

もちろん人見知りの激しい子は出来るだけ静かな落ち着いた環境で過ごせるように工夫します。でも手術後ケージレストなどで安静を保たねばならない子たちは痛みがひいた後はもう退屈で退屈で仕方がないのですが、 思いっきり遊ばせてあげる訳にもいかず、本当に可哀相なのです。

 

せめてしょっちゅう声をかけてあげたり、出来るだけなでてあげたり、気分が落ち込まないように気を使ってあげる必要があります。皆元気で帰っていってもらいたいから、私たちも一生懸命かつ楽しみながら管理させて貰ってます。

2005年9月28日

20050928

またまたこんな膀胱結石が溜まっていたワンちゃんの手術をしました。

体重が3kgくらいの小型犬の膀胱から径1.5cmを筆頭に大きい結石が5つも! この他にも1~2mmの結石が100個以上も摘出されました。 こんなに結石が溜まっていたのに症状が全然なかったものですから本当に驚きでした。

 

たまたま尿の出口に小さい石のような物が付いていたのを発見したから良かったものの、 このまま気がつかなかったら尿道閉塞になっていたかもしれません。

大事に至る前で良かったです。それにしてもこのワンちゃん、よく平気でいられたものですね。

2005年9月14日

20050914

家庭犬をしつけるには様々な方法がありますが、 是非マスターしておいて貰いたい基本的なこととして、並んで歩く「アトへ(ツケもしくはヒールとも言う)」、 その場で座らせる「スワレ(オスワリ・シットとも言う)」、さらには「フセ」「マテ」などがあります。 気をつけなければならないことは、犬にとってこれらの練習は決して楽しいものとは限らない点です。

 

最初は喜んでいても段々飽きてくるともう練習どころではありません。

せいぜい集中できるのはほんの15分くらい。集中が切れるとこ~んなあくびも、ね。

短い時間さっと練習してご褒美をあげることを繰り返せばきっとうまくいくはずですよ。