コラム
2008年7月4日
特定非営利活動法人(NPO法人)「野生動物救護獣医師協会(WRV)神奈川支部」は、小学生以上の児童・生徒を対象に、夏休み期間中、保護された野生動物の手当てなど世話をする体験学習を行ないます。場所は野生動物ボランティアセンター(川崎市中原区下新城2丁目)。WRVによると、怪我をして運ばれてくるのはハトやカラスが多いとのこと(そういえば当院に運ばれてくる野生動物も以前はタヌキが比較的多かったのですが、ここ数年は野鳥が圧倒的に多くなってきています)。交通事故や窓ガラスへの衝突、釣り糸に絡まるなどの人為的な原因がほとんどといい、「世話を通じて命の大切さを知ってほしい」との願いから今回の体験学習が実現しました。
活動時間は午前9時半~午後3時。参加費は無料ですが、小中高校生は100円のテキスト代が必要になります。申し込みはWRV神奈川支部(044-777-8243)へどうぞ。