コラム
2009年6月24日
近年さまざまな研究により、針灸による治療の効果が証明されてきています。動物では特に椎間板ヘルニアや関節炎、骨折や捻挫の後遺症などの筋・骨格系疾患や神経疾患による麻痺や疼痛の治療に針灸治療が取り入れられています。
針灸だけでなく、同じ目的でレーザーを用いたツボを刺激する治療も行なわれています。また、レーザー光には炎症を抑える力と痛みを取り除く力、血行を良くする力、傷口を早く治す力があることが実証されていますから、患部に直接照射することで疼痛緩和を促し、口内炎、外耳道炎、火傷、潰瘍その他の皮膚の創傷治療にも効果が期待できます。 何より動物に苦痛を与えない治療が出来るという点が優れています。
ただし、レーザー光はあらゆる疾患を改善する魔法の光というわけではありませんから、適応症か否かをしっかり判断する必要はあります。やみくもにレーザー光を照射しても良い結果に結びつかない場合もあるからです。レーザー治療に関するお問い合わせは当院受付までお寄せ下さい。