コラム

2006年5月25日

20060525[1]このところスッキリしない天気が続きますね。 このまま梅雨入りしそうな嫌な予感・・・はさておき、気温が上がって湿度が高まるといろいろな問題が起こってきます。 特に動物達の皮膚被毛に関する問題が非常に多く見られるようになります。 全身を被毛で覆われていて風通しが悪い上に体温も高い、このようなワンちゃんネコちゃんにとっては実に悩み多い季節! 高温多湿の環境では雑菌類が大繁殖してしまいますが、アルカリ環境でさらにその度合いが加速してしまいます。 つまり雑菌類はpH7.5以上の環境を好むのです。 ですから、この季節の皮膚被毛の手入れは、清潔にするのはもちろんのこと、よく乾かすこと、 皮膚を弱酸性(pH5前後)に保つことがとても大切だと考えられます。雑菌類は弱酸性の環境をとても嫌うからです。 市販されているシャンプーの中には、このpHをあまり重要視していないものも見られますので、選ぶ時には注意が必要です。 当院の美容室で使用している「ラファンシーズ:トリートメントシャンプー」はpH5前後という条件はもちろんのこと、 皮膚被毛に必要な特殊蛋白質が含まれています。何より、毎日たくさんのトリミングを手掛けるトリマーさんの手が全く荒れないことが、 このシャンプーの質の高さを証明していると思われます。ご家庭での日々の手入れに、是非オススメしたいシャンプーです。