コラム

2006年10月3日

20061003[1]マンションの3階から落ちてしまった犬が緊急来院。 生まれてからまだ3ヶ月もたっていないポメラニアンの子犬で、右前肢を痛がっており、頭も打った様子。 動けなくなって震えていました。ショックのためなのか、何処かに出血があるのか、可視粘膜は蒼白になっていました。 急いでいろいろ検査をしたところ、何とか致命傷を受けていないことだけはわかったのですが・・・。 かわいそうなことに右上腕骨の遠位端(上腕骨滑車)が幾つにも割れてしまっていることが判明。 まだ小さ過ぎるため手術は困難と判断し、テーピング固定からのスタートになりました。 左右の骨の長さが違ってしまわないか心配ですが、まずは骨折を治すことが大事。 それにしても骨折だけで済んで本当にラッキーでした。落ちた所がちょうど芝生の上だったんですって。 コンクリートだったら、って思うとゾッとしますよね。