コラム
2005年10月23日
渡り鳥の季節に流行するこのウイルスはH5N1型と呼ばれ、とても強い毒性を持っています。 嫌なことに今年は大流行の兆しを見せているようです。 まだこの鳥インフルエンザウイルスが直接人に感染する力は弱いとされていますが、 WHO(世界保健機関)によると【人から人に感染する新型ウイルスは、いつ出現してもおかしくない】とのこと。 H5N1型ウイルスが変異して大流行すれば、それだけ人間同士の感染につながるウイルス変異の機会が増えることになります。 ヨーロパやアメリカおよび日本はいち早く対策に乗り出していますが、 問題は日本以外のアジア各国やアフリカなどでは十分な対策が講じられてないことです。
とにかくまず私たちに出来ることはむやみに野鳥に接触しないことだと思います。 あまりの恐怖心は必要ありませんが、警戒はすべきでしょう。