コラム

2006年7月28日

20060728[1]先日、平塚市内の住宅街で変わった色のカラスが発見されました。 カラスは全身真っ黒なのが普通ですが、何とそのカラスは全身が淡い茶色なのだそうです。 同市西真土在住の自営業祝秀夫さん(57)が、同市唐ヶ原の金目川河口付近でこのカラスを発見してから1週間ほど通い詰め、 何とか写真撮影に成功しました。同市の博物館の館長浜口哲一氏によると、このカラスはくちばしが細いのでハシボソガラスという種類。 白く変わったり(白変)、淡く色あせる(バフ変)という現象はまれにみられるそうですが、突然変異のメカニズムについてはよくわかっていません。 「羽の一部の色が変わることもあるが、全身が変わるケースはかなり珍しい。バフ化したカラスは生活力が乏しく、 巣立ちまで育つ例はめったに見ない」と浜口館長は話しています。 この茶色のハシボソガラス君、頑張って長生きして欲しい気もしますが、街のゴミも荒らさないで欲しいし・・・。はてさてどうなることやら。