コラム
2007年2月22日
いろいろな動物たちを見るのが楽しくて、暇を見つけては通っています。今回、この金沢動物園で2月1日に「インドサイ」の赤ちゃんが誕生しました。 インドサイは陸上ではゾウの次に大きな哺乳類で、インドやネパールなどの湿地帯に生息しますが、乱獲のため数が激減し、現在は絶滅危惧種に指定されています。
日本では繁殖に成功したのは過去に3例だけで、しかも人工ミルクでの飼育となると国内初になるそうです。親サイからうまく授乳出来ないために仕方なく人工ミルクでの飼育となったのですが、過去に人工ミルクでの飼育例がないために、飼育員の方たちも手探り状態で大変そうです。2時間毎に約2リットルのミルクを与えているとのこと。
私たちもよく子猫を人工ミルクで育てますが、スケールがまるで違いますね。
何とか元気に育って欲しいものです。一般公開はまだ当分先になりそうですが、成長の様子は金沢動物園のホームページで紹介してくれるそうです。