コラム 2009年09月 の記事
フェレットはA型および型インフルエンザにかかることが知られています。
人間からうつされたり、人間にうつしたり、どちらも起こりえます。フェレットは外に出ることがあまりないので、インフルエンザにかかった人間から病気をもらう場合がほとんどですが、もちろん逆のケースもあります。品評会などで他のフェレットからインフルエンザをもらってしまい、その後人間にうつるというようなケースもないとは言えません。
症状としては割と軽いケースが多く、目ヤニ・鼻 汁・クシャミ・発熱・下痢などが見られます。1~2週間くらいは症状が続きますが、通常は対症療法で回復していきます。ですから、フェレットのインフルエンザはけっして怖い病気ではなかったのです、今までは。。。
でも、今流行の新型インフルエンザについてはまだよくわかっていないのが現状です。
新型インフルエンザもA型ですから、当然フェレットにも感染がみられるのではないかという予測は出来ますが定かではありません。ただ言えることは、オーナーがもしインフルエンザにかかってしまったら、新型であろうとなかろうと、別の人に世話をお願いした方がよいでしょう。
1人暮らしの方は動物病院に預けるなどの対処法を考えた方がよいかも知れませんね。
夏休みも終わり、学校が始まったとたん、新型インフルエンザの影響でいきなり学級閉鎖なんてところもあるみたいで、何だか大変ですね。
何せ目に見えないウイルスが相手ですから、対策といってもマスク着用だけではどうしても心持たないですよね。体の中に侵入されたらひとたまりもないわけですから、1日も早いワクチンの普及が待たれるところです。
季節の変わり目は動物たちも体調が整いにくいものです。夏の疲れが出てくる時期と重なったりすると免疫力が低下し思わぬ病気にかかってしまうことも考えられます。健康管理には十分気をつけて下さいね。
特に予防関係は抜け・もれがないかもう一度ご確認下さい。
ワクチンなど、うっかり忘れていたら早いうちに接種しておいた方がいいと思いますよ。