コラム 2006年07月 の記事
先日、平塚市内の住宅街で変わった色のカラスが発見されました。 カラスは全身真っ黒なのが普通ですが、何とそのカラスは全身が淡い茶色なのだそうです。 同市西真土在住の自営業祝秀夫さん(57)が、同市唐ヶ原の金目川河口付近でこのカラスを発見してから1週間ほど通い詰め、 何とか写真撮影に成功しました。同市の博物館の館長浜口哲一氏によると、このカラスはくちばしが細いのでハシボソガラスという種類。 白く変わったり(白変)、淡く色あせる(バフ変)という現象はまれにみられるそうですが、突然変異のメカニズムについてはよくわかっていません。 「羽の一部の色が変わることもあるが、全身が変わるケースはかなり珍しい。バフ化したカラスは生活力が乏しく、 巣立ちまで育つ例はめったに見ない」と浜口館長は話しています。 この茶色のハシボソガラス君、頑張って長生きして欲しい気もしますが、街のゴミも荒らさないで欲しいし・・・。はてさてどうなることやら。
先日、アメリカで、何とクマを撃退したという恐るべき?ネコのことがニュースとしてとりあげられていました。 ニュージャージー州ウエストミルフォードに在住の女性、ドナ・ディッキーさんが飼っているネコ(ジャックちゃん・体重約7kg)は、 とにかく縄張り意識が強く、庭に侵入して来る者に対してはいつも容赦のない攻撃を加えるらしいのですが・・・。 ある時、庭にアメリカクロクマが侵入してきました。 ジャックちゃんは自分より遥かに大きいこの相手に対しても、まるでひるむことなく物凄いうなり声と爪による攻撃を加えたところ、 よっぽど気の弱いクマだったのか、その剣幕に恐れをなし、庭の木に登って逃げたのだそうです。 木の下でうなり声をあげて待ち構えているジャックちゃんが怖くて15分ほどじっとしていた後、 何とか降りてはみたものの、再び追われて別の木に登るハメに! 飼い主がジャックちゃんを家の中に入れたところ、ほうほうの体で森に逃げ戻ったのだそうです。いやはや凄いネコがいたものですね。
先日、岡津中学校の2年生の女子生徒さん4人が職業体験学習で、1年生の女子生徒さん5人が職業インタビューで、それぞれ当院を訪れました。 どの生徒さんからも、将来獣医師になりたいという熱意が強く感じられ、私達の仕事を見つめる真剣な眼差しがとても印象的でした。 当院では、数年前からこうした体験学習を受け入れるようになりましたが、年々獣医師になりたいという生徒さんが増えて来ているように感じます。 テレビや雑誌などで獣医師が活躍するシーンが多く見られることも一つの理由かもしれません。 当院での見学・実習を通して生徒さん達の今まで持っていた獣医師という職業に対するイメージがより鮮明になって、 将来のこと、働くということはどういうことなのかを改めて考えて貰う事が出来れば、受け入れ側の私達としても嬉しい限りです。 それにしても今の中学生達は本当に羨ましいです。私達が中学生の頃にはこんな経験は出来ませんでしたから。