コラム 2006年03月 の記事
警察犬といえば、皆さんはどんな犬種を思い浮かべるでしょうか? ジャーマンシェパードやドーベルマンといった犬種は古くから警察犬として活躍してるのは皆さんもよくご存知のことと思います。 日本警察犬協会では、さらに5つの犬種を警察犬として認めています。 ボクサー・エアデールテリア・コリー・ラブラドール・ゴールデンがそうです。 大きくて迫力があって訓練性能の良い犬ということのようですが、ラブラドールやゴールデンに迫力?ちょっとイメージが湧きませんよね。 この2犬種が警察犬として認められたのは何をさておいてもその優れた訓練性能に他なりません。 ここ20年くらいの間に新たに警察犬として前の5犬種に晴れて仲間入り出来たのです。 でもやっぱりラブラドールやゴールデンは警察犬としてのイメージより、盲導犬としてのイメージの方がまだまだ強いですよね。
ワンちゃんの乳歯は生後3週齢くらいから生え始めます。 その後3ヶ月齢くらいから次第にそれぞれに対応する永久歯に生え変わっていき、生後6ヶ月齢くらいで完了します。 理想的には、永久歯が出てくるのと同時に乳歯が抜けるのが良いのですが、 時には写真のように永久歯のとなりに乳歯が並んで残ってしまうようなケースが見られます。 このような場合は、あまり遅くならないうちに全て抜歯しておかなければなりません。 残存した乳歯は様々な問題を引き起こすからです。 乳歯の存在によって永久歯の生えて来る通路が強制的にズラされることによる不正咬合、 2本の歯の間に挟まった食物残渣によって起こる限局性の歯肉炎などがそうです。 乳歯残存は小型犬種には特によくみられますので注意が必要です。
3月6日は啓蟄。冬ごもりしていた虫たちが地中から這い出すとされる24節気の1つ。 だんだん春が訪れて来るのを実感する今日この頃です。 暖かくなる毎に命の芽吹きを感じるこの季節はとても好きなのですが・・・
多くの人々にとってどうにもたまらないのが「スギ花粉」の恐怖!花粉症の大変さは、なった人にしかわかりませんが、 それはそれは辛いものなのです。マスクが手放せない毎日は本当に鬱陶しい・・・。 ところで犬や猫にも花粉によると思われるアレルギーがあるのをご存知でしょうか? 犬の場合は、人のような目・鼻・喉などの症状ではなく皮膚の痒みが主症状となって現れるようです。 また、猫の場合は犬と違って、どちらかと言えば人に近い症状、いわゆる喘息のような呼吸器疾患としての症状が現れるようです。 いずれにしても人にとっても犬猫にとっても嬉しくもあり、また辛くもある複雑な季節がやって来ようとしています。