うさぎにはちゃんとしたしつけが必要です。なぜならば、しつけの失敗が病気や怪我の原因になることもありますし、他の原因で病気や怪我をした時にきちんとした治療ができなくなるからです。人間と一緒に暮らしていくためには、我慢することも必要であり、自分の思い通りにならないこともあるのだということを納得させなくてはなりません。

抱っこができないと・・・
- 爪切りができない
爪の伸びすぎで何かに引っかかり、びっくりして暴れて爪が折れたり、ひどい時には足の骨折や腰椎の骨折なども起こります。
- ブラッシングができない
皮膚病が起こったり、毛球症になったりします。

好きなものしか食べないと・・・
歯の不正咬合や胃腸障害、肝臓病、腎臓病その他多くの病気の原因になる可能性が大きくなります。

ケージの外に出たくて、金網をかじる悪癖がつくと、歯の不正咬合を生じることがあります。
このようなことがおこらないように正しくしつけをするということは、実は軽度のストレスを繰り返し与えていることにもなります。抱っこをして爪切りをすることは最初は過度のストレスかもしれませんが、うまく慣れさせれば、適度なストレスとなります。自分の要求した好物をもらえなければ精神的ストレスにもなります。このようにしつけというのは人間の都合にうさぎを合わせる作業だけでなく、適度のストレスに慣らすことにより、病気その他のストレスに負けない心身ともに健康なうさぎを育てていくことにつながります。うさぎは犬や猫に比べると、ストレスに対する抵抗力はずっと弱いのですが、正しいしつけを施すことで随分と鍛えられるものなのです。