コラム

2008年8月8日

20080808夏の行楽シーズン、ワンちゃん猫ちゃんを連れて海や山へ遊びに行く機会も多くなることでしょう。熱中症対策は万全ですか。

冷たい飲み水をたくさん用意したり、冷やしたタオルを用意したり・・・。

さてここでちょっと注意してもらいたいのですが、保冷剤として出回っているものの中に、食べてしまうと中毒を起こす成分(エチレングリコール)が含まれているものがあります。エチレングリコールは保冷剤がカチンカチンに固まらないような役目を持っているのですが、 誤って食べてしまうと大変なことになります。摂取して数時間のうちに元気喪失・運動失調・嘔吐がみられるようになり、さらに多飲多尿が続いた後徐々に血 尿・乏尿状態になり、重度の腎障害に陥ってしまいます。

 

治療しても助からないケースがほとんどで、助かっても腎臓に重い障害が残ってしまいます。摂取してから1~2時間以内ならば催吐処置・胃洗浄などの効果が期待できますが、それ以上経過している場合は点滴中心の治療になり、治癒率はだんだん低くなってしまいます。とにかくエチレングリコールは絶対に摂取させないことが大事です。お使いの保冷剤は動物がかじってしまっても大丈夫か否か、成分をしっかり確認しておきましょう。氷そのものを保冷剤として使うのが一番安全かもしれませんね。